敏感肌の小話

今年も、暑くて長い夏も終わって、秋らしくなりました。
この季節は、髪の抜け毛が多いのです。 生え際の後退などが見られない、 正常な髪の方でも多くなるものです。

今朝も髪をセットして梳いていたら、洗面所の流しに抜けた毛が落ちて･･･
もちろん、特別に本数が多いわけではありませんが。

しかし、本数が異常に多いと感じたときは、異常脱毛も考えられます。
抜けた髪の毛の状態を観察すると、 ホントにそうなのかそうでないのかわかります。

長く伸びた毛髪はそれなりに重みがあります。
砂上の楼閣はもろく崩れるという例えの通り、 頭皮の土台が台無しになると毛髪も例外ではありません。

じつは、この毛髪を支えるための組織が毛根の先端部分にあって、 頭皮から落ちないように支えているのです。

ところが頭皮の状態が良くなくて･･･
原因は頭皮の皮脂腺から過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まって、 頭皮に炎症が発生していることも考えれます。

そうすると毛髪を支えきれなくなるのです。

こんな場合は頭皮を清潔にして、頭皮環境を良くしてあげることです。
育毛シャンプーを使うと良いですよ。

中高年の男性の抜け毛には、男性ホルモンが影響が大きいです。
まだまだ２０代と思えるような若者にもスキンヘッドの男性を見かけます。 この２０代や３０代の若い年代の脱毛症や薄毛はとくにそうです。

遺伝的に男性ホルモンの影響が疑われる方は プロテインシャンプーだけではハゲ予防の効果は期待できないでしょう。

男性ホルモンのバランスが変化すると、 体内でリダクターゼという酵素の分泌が活性化されます。

ところがこのリダクターゼ酵素は、 男性ホルモンのテストステロンからジヒドロステロンという物質を作るそうです。 このジヒドロステロンは、毛乳頭を萎縮させて抜け毛を促進してしまいます。

男性ホルモンバランスの乱れが薄毛原因と考えられるのであれば リダクターゼ酵素の働きを抑制する育毛剤が有効です。 そのうえでプロテインシャンプーと併用するとよいでしょう。