前立腺のトラブルならノコギリヤシ
男性ホルモンのバランスが変化すると、男性の体に異変が生じます。
いわゆる男性型脱毛症のAGAもそうですし、前立腺肥大症もそうです。
だれしもある程度の年齢になれば、加齢に伴なった症状がでることは避けられませんが。
でも、前立腺の肥大は症状が進むと深刻です。
私の父も晩年は前立腺の肥大でトイレのトラブルに悩んでいました。
単なる良性の肥大ではなく前立腺がんにも冒されていたようですが。
ところで、前立腺の肥大は、活性型の男性ホルモンのDHTが活性化する結果、 アンドロゲン受容体に結合して前立腺の細胞の増殖を引き起こすのです。
ノコギリヤシの実のエキスには、ステロールの仲間のβシトステロールなどが含まれます。
このβシトステロールはコレステロールの吸収を抑える働きがあるそうです。
それゆえ、アンドロゲン受容体への結合を抑える作用あるのです。
実際、ヨーロッパの国では、ノコギリヤシは前立腺肥大の治療薬として認可されています。
それだけ
ノコギリヤシの効果が認められるという証拠ですね。
ただし、日本では未だ医薬品として認可されていませんが。
私の父は87歳でなくなりましたが、 最後どのような治療を受けていたのか詳しくは知りません。
ひょっとしてノコギリヤシをもっと早くから試していれば、 QOLの高い晩年をおくれたのかもしれません。